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尊氏はミタ!

とりあえず気分で色々書いてみるンゴ

【黒服堕天録TAKAUJI〜尊氏〜】

第1章《羨望、渇望、絶望》

第3話『絶頂』

「いらっしゃいませ〜」

20歳前後だろうか?
可愛げに髪をセットアップしたスーツ姿の女の子が扉から出てきた

尊氏「あ…八州男さんに…よ、呼ばれて…」

恥ずかしいほどドギマギしているのが尊氏は自分でもわかった

女「あ、尊氏クンね?ちょっと待ってね!」

女の子は八州男に尊氏が来ることを聞かされていたようで、尊氏わ確認すると女の子は、インカムで八州男と会話をし始めた

女「すぐに来るから、店内で待っててだって!じゃあコチラの席にドーゾ❤️」

尊氏「フヒヒwサーセンww」

 

八州男に誘われた翌日、尊氏は八州男の店を訪れていた
八州男の店は都市部の繁華街にあった

尊氏は店の場所を聞いて驚いた
八州男の店はその繁華街でも有名なキャバクラビルにあると言う
クジラが大きな口を開けているような門構えのビル…
通称「クジラビル」


以前尊氏は友人に誘われ、何度かそのビルの店に遊びに行ったことがあった

その店はドラマの中で観たことがあるようなキレイな店だった
広くて高級感のある店内
総勢20人以上はいただろうか?
綺麗なドレスを纏ったキャバクラ嬢たち…
まるで別世界にでも来たかのような気分にさせてくれた


だが…
そんな別世界のようなイメージをぶち壊すような光景が八州男の店にはあった

こじんまりとした店内
テーブル数は7席程
薄暗い照明
カラオケを熱唱するネクタイを頭に巻いたおじさん
合いの手を入れる安っぽいワンピースドレスのギャル(?)達

『場末のスナック』

それが尊氏の第一印象だった

(同じビルとは思えない…これもキャバクラなのだろうか?)


「よく来たね〜尊氏ちゃん!とりあえずビールでも飲もうか!」

懐疑的な考えを巡らせている尊氏の前に八州男がビールを持って登場

尊氏「あ、八州男さん…どーもっス」

八州男「ほら乾杯!女の子がついてないじゃない?今日は僕の奢りだからさ!楽しんでいってよ!」

尊氏「え?仕事の紹介の話は…?」

八州男「そんなの後だよ!まだ営業中だからね!店が終わるまで楽しんでいってよ!」

と言うと八州男は2人の女の子を尊氏の横に座らせた

困惑する尊氏…

が!『奢り』という言葉に尊氏は滅法弱かった!

(タダでキャバクラで楽しめるなんて滅多にないし、営業が終わるまでの時間繋ぎってことなら…)

尊氏「八州男さん!じゃあお言葉に甘えますッ!」


女性免疫があまりない尊氏
だが、女性が大好きな尊氏
断る理由は無かった

 

尊氏、豪遊!
タダのビール!
タダの焼酎!
タダでカラオケ!
タダで女の子とムフフトーク!

絶好調!そして絶頂!!

それは閉店までの4時間続いた


to be continued